「最高のエロを目指して」 BL短編集
第2章 生徒会委員長「園河 威」 ※ちょいシリアス
三笠は楽しそうにいう。
そして、憎らしくも、そのイイところばかりを攻めてくるのだ。
いつも通りに。
「ね、気持ちいい?」
三笠が聞く。
返答がYesだとわかっているのに、聞いてくる。
「ん、 き……もちっ、いいっ!」
俺はそういう。
三笠は、それを聞くと、耳元で囁いてくる。
「どんなに気持ち良くても、射精させねぇからね?」
耳元で、低い声で。
そうだった。
俺は、リングをはめられていて、射精できないのだ。
一度意識し出すと、それが気になって仕方ない。
どんどんちんこが膨張しだして、もう止まらない。
イきたくて、イキたくて。
辛くても、三笠はリングを外してはくれない。
「じゃ、ちょっと腰早めるよー」
そういうと、どんどん攻めるスピードが早くなる。
きもちいいけど、それが辛かった。
どんどんスピードが早まっていく。
きっと、三笠もラストスパートだ。
「んっ……もう、イクよっ!」
三笠は高らかに宣言。
そして、次の瞬間には、俺の腹は三笠のミルクでいっぱいになっていた。