無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そんなつもりで履いたんじゃないのに……



彼は抵抗する私の手を片手で束ねると頭の上に固定させる。彼の熱い視線が全身に注がれ、それを見つめているだけで体がぎゅっと縮こまった。


彼がキュロットパンツに手をかけるのを見て、



「あ、の……まだ明るいですし……」


「夜じゃないとセックスしちゃだめってルールないんだけど？それにこの前は朝からしたよ？」


「っ……それは…」


「あぁもう、五月蝿い。大人しくしてよ」


「んんっ」



両手を束ねられたまま彼の熱い唇を受け止めた。差し込まれた彼の舌が私の歯をなぞって挑発してきているのがわかった。



「ふっんぅ、……」



彼は私に口付けながら器用にブラウスのボタンを外していくと素早く腕を背中に回してブラのホックも外した。独特の解放感に不安も高まる。



と、



「ねぇ、まだキスしかしてないのにもう先尖っちゃってるよ？本当文の胸は大きくてやらしいね」


「っ……」


「あ、もしかして……今からされること想像しちゃった？ふっ、こんなに膨らませて……食べてほしいのかな？」


「っあ、ひゃあぁっ！」



彼はそう言い終わらないうちに胸の頂を口に含んだ。突起した乳首の回りを舌で一撫でするとちゅっちゅと音を鳴らして吸い上げ始める。


だけど、なかなか乳首だけを弄ってくれない彼に私のもどかしさは爆発した。



「や、だ……あぁっ」


「何がやだ？言わなきゃ分かんないよ、文」


「っ……」


「その顔、たまんないね」



鬼畜！ドS！鬼鬼鬼、鬼！


どうしてそんなに私のことを虐めるの！？



こんなにも待っているのに彼はちゃんと触れてくれず、焦らしを続けた。