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旦那様と甘い日々

第4章 chapter 4




お昼を過ぎたころ、一通り回ったところで今度は何処に行こうかと話していたら彼の携帯が鳴った。


相手はいつもと変わらず仕事先から。
また彼を仕事にとられてしまった。



「(仕方ないよなぁ、お仕事だし…)」



彼が仕事できると言うことは付き合う前から、というか出会った当初から知っていたもので、彼も相当やり手なのだろう。
だから私は彼の仕事の邪魔をできないし、我が儘を言うわけにもいかない。


分かってはいるけどさ、なんて大人の癖に私は少し情けない。


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