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旦那様と甘い日々

第4章 chapter 4




どうしてこんなところに……


右京さん、と声を掛けようとすると何か分からないものに体を押され、後ろの壁へと打ち付けられた。


そして、



「んんっ」



そのまま唇を押し当てて、力強く口を塞いだ。
いきなりなに!?、と驚いていると更に彼の舌が私の唇を割って入ってきたのでビクッと体を反応させた。


人気が少ないって言っても、水族館なのに……



「んっ…ぁ…んん……」



キスから彼が怒っているのが分かる。だけど何に怒っているのか分からなくて……
だんだんと激しさを増すキスに私は必死に彼の体にしがみついた。


彼は私から口を離すと、



「ここでシちゃおっか」



なんて恐ろしい言葉を吐いて更に私を驚愕させた。




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