テキストサイズ

お嬢様のえっちな遊び

第4章 駒鳥の操は恋心に揺れるか

お香が焚いてある
媚薬という成分はないが、香りは性欲を引き立てる効果がある
その夜、天蓋付きのベッドで、ぶたれている男があった



「………ッ…ぁ…」



叩くのは女であった

四つん這いにさせた裸の男を全力も全力で平手打ちする

とても女は悦んでいた

叩いたほうも痛くて手が熱く腫れるはずなのだが道具など邪道だと思うエリスは何度もアルフをぶった

男に勝るという興奮を痛みが教えてくれるのだ



虐げて、踏みつけ、男より優位に立ちながら見下す

被虐的に顔を歪めるアルフのきれいな顔を思いきってぶった

世の中は男性優位が基本
sex、work、肉体、社会的に…
何事においても男が上である

そんな男性を支配してしまう快感はゾクゾクどころではすまない



「…………ぶってぇ…」



エリスはおねだりした

ストーリーメニュー

TOPTOPへ