テキストサイズ

お嬢様のえっちな遊び

第6章 慈愛の歌に童子のラッパ

翌朝のことである

エリスは子供たちに交じり
聖歌を歌った






きれいな歌声だった






子供たちが手拍子を叩いた
幾重にも重なる打楽器のようだ



エリスはアルフに歌を捧げた

神に捧げる歌を男に

慈愛の心で祈っていた






アルフは輪の外、木陰からじっとエリスの歌う顔を見ていた

クレアとは一言も話さなかった
目が合ったが、赤みが差した顔を逸らされてしまった

何か言いたげだったがアルフには興味がなかった



「またこいよな!」
「ばいばいおねいちゃん!」



子供たちに見送られて
エリスは最後まで手を振っていた
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ