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キャンバスのキミ

第4章 助けてくれたけど…

部室では卒業生の三村先輩が遊びにきていた。


「お久しぶりです。三村先輩、○美大はどうですか?」


「よう、松雪、調子どうだ?」


「だいぶ上達したと思います」


少し自信を持って答えた。

「美大はやっぱりすげーよ。俺なんか全然だよ。でも刺激的でやりがいある!」


「そうですか…」


「今度軽く展示会あるから、是非来てくれよ」


「はい、行きます!」


私も行きたい美大だったので即元気に返事した。


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