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キャンバスのキミ

第2章 高1の秋

部室であの絵を仕上げようとキャンバスの前に腰をかけた。


ふと、アイツの顔が浮かんだ。


やな奴だった。


私が好きになる人はもっと素敵な人。


優しくてホッとするような…


さあ、仕上げなくちゃ。


私は頭をリセットして絵に集中した。



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