
T.A.B.O.O
第1章 ゴメン。リーダー...。
「翔ちゃぁーん! 今日帰りたく無いよー。 もっと翔ちゃんと話したいよぉ~...。」
顔を真っ赤にして話すニノ。
すいぶんと酔ってる...。
それに、いつもより甘くなった声で。俺の名前を呼ぶニノは、とってもエロくて...。
マジでそそられる...。
「あっ.....。」
石に引っかかり、ニノが転びそうになる。
「危ないっ!!」
後ろからニノを抱きしめる。
やばい...。 さらに高まる心臓の音....。
全部ニノに...。聞こえてるよな...。
「しょぉ...ちゃ.../////」
「ゴメン.....。」
「謝らないで...?」
「え...?」
「今日は...。 帰りたくないの......。」
