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愛の国

第3章 ありがと、




「アリア!


なんで先に帰っちゃったの?


お兄ちゃん心配したんだよ…」



「ごめんね、兄ちゃん。


でもね、わたしこの国を大切にしたい。


この国の自然がなくなることは、あってはならないことだと思うから…」



「わたくしが!


わたくしがアリア様に話しかけたばっかりに…」



「サーヤ、大丈夫だから。


ごめんね、兄ちゃん。」



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