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普通の日記

第6章 7月10日 書きかけで飽きた二重人格

夢を見る

自分によく似た男と初めて会う夢

「やぁ久しぶりだな」
「貴様にあったことなどない」
「それはそうかも知れないけれど毎日見ているんだろう?」
「ああ、あの悪趣味な」
「見入ったんじゃないか?」
「まさか、お前のような下賎な奴とは話したくもない」
「その下賎さはお前も持っているものだよ」
「そのようなことはあり得ぬ、
私とお前は合間見えなこれは夢だろう」
「ああ、夢だ、現実からそむけたためのな、おかしいと思わなかったか?」

お前はあの部屋で何をしている?
眠っているとき以外は、
どうして俺を夢だといえる?
お前は誰かにこのことを話したか相談したか?
そんな相手は居たか?
いないだろう?お前には
そもそもお前は誰のつもりなんだ?
お前の居場所はない、
俺がお前なのだから

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