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普通の日記

第6章 7月10日 書きかけで飽きた二重人格

嘘だ!
まだ信じられぬか、仕方ない分からせてやろう、
いい加減この逃避ににも飽きたのだ
ほら眼を開けろ、閉じた記憶がない?
では覚ましてやろう、
痛みでな

内蔵に傷みを感じた。
体の内側から抉られる感触、
串刺しにでもされているのか?

辺りを見回すと数名の男達に囲まれていた。手足はつかまれ拘束されている
体内にある熱、
これはあの写真で見たあの状況じゃないか

「おっと急に暴れだしたな」
「暴れられないようにしてしまいなさい」
声を掛けたのは中年男性、
あれは誰だ?これはあの写真で見た光景だ

ならば自分はあいつなのか?
あいつはどこへ行った?

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