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✝進撃の巨人小説✝

第1章 現パロエレンとジャンの話

俺はあからさまにイヤな顔をしてやったが気にした風もない。
気にする奴だとは思えないが、もう少し気にして欲しいのが親友としての意見だ。
「色々考えても意外と細いじゃん?イケるんじゃねぇ?どう思うよ」

前言撤回。親友ってのなしな、知人、知り合い。
喜々として語るな、そして同意を求めるな。

俺が嫌な顔したところでこのバカは止まらない。
大体俺のは細くない。極太で巨大だ。極悪だ。
使ったことないし比べたことないけど。

「なら入れてみるか」
隣のエレンはムシしてリモコンを探しながら言ってみる。
「ヤだよ、ジャンに入れさせろよ 、リモコン探してんならそこ、机の上」
「嫌だ。見つけたんなら取ってくれるんじゃないのか?普通」
いい提案だと思ったんだがこいつには断られてしまった。
ケツも貸さないリモコンすらとらねーこいつは同居人としては最低だ。
なんでもかんでも全部オレに押し付けてありがとな、ですまそうとする。
それにほだされる俺も悪いんだけどな、

リモコンを持ってまたソファに腰掛ける。
「なに見んの?オレこの前のアレがいい!あの金髪ムチムチな女教師の奴」
「みねぇよ、AVは」
「オレはやっぱアレだな、金髪女な洋モノがいいな、早くつけろよジャン!」
「つけねぇよ」

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