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✝進撃の巨人小説✝

第1章 現パロエレンとジャンの話

エレンが体を起こして俺の膝にもたれかかってくる。
それはいいから妄想をやめてくれ。
俺は絶対に喘がないから。

テレビでは研究所のおっさんの言葉に主婦達は大興奮している。
なんとか細胞がガン細胞を抑制するそうだ、
植物性乳酸菌もなかなかやるな。

「いいじゃん減るもんじゃないし、ジャンを押さえ付けて髪を乱してるのを見下ろしてさー
涙目で睨んできたら最高だよなー」
「しかも無理矢理か、最低だなお前、想像すんな減るだろ。暗くなってきたからカーテン閉めろ」
「オレは最初乱暴に攻めるんだけどそのうちジャンも感じてきてさーえへへ」
「カーテン」
「なんだよ鬼畜プレイかよ…オレは命令とか従わないからなー」

それでも素直に立ち上がってカーテンを閉める。
ついでにそんなに明るくない方の電気もつけてくる。
流石だ、それでこそ俺の友人にふさわしい。

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