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無限の流儀

第2章 解禁の1コマ

渋「横はどうしたんや?」
村「さぁ?今日はずっとあんな感じやで」
渋「らしくないなぁ」
村「せやねん!心配やねんなぁ」

むっ?
俺以外の事をそんなに考えてんのは気に入らんなぁ

渋「ヒナぁ」
村「なにぃ?」
渋「ヒナは俺の心配だけしてて!」

ピタッと撫でていた手が止まった
見る見るうちに赤くなっていく様をジ~ッと見つめる

村「な、何恥ずかしい事言うてんねん」

ペチッと頭をシバかれた
痛くないんやけど?

渋「あんま横ばっかり見んなや、妬ける!」
村「あぁ、もぅ!お前しか見てへんっちゅうねん」

へっ?マジ?
ちょ、今のめっちゃ嬉しいやん♪
ニヤっとしたら、プイッと顔を背けられた

渋「ずっと俺だけ見てたらええ」
村「ずっとお前しか見てへんわ」

膝枕で遠回しな告白
気恥ずかしいもんやな

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