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誘淫

第6章 欲望

「好意を寄せる相手の日記を盗み見、自分に有利になるように事を運んで信頼を得ようとする。十分ストーカーに値すると思いますが?」

「……夫婦だから関係ないだろ」

「夫婦だからですか?まぁ安心してください。あなたを責めるつもりはありません。それに奥様もブログを見られているのは承知のようでしたし…夫婦関係がよくなったと喜んでましたよ」

「……なぜお前がそれを知ってるんだ?」

「もちろん本人に聞いたからですよ。紗由理さん起きなさい」

男の声に反応して妻の目が開いた

「あな……た?」

「大丈夫か?紗由理?早くここから出よう」

「待ってください。これからがパーティーだと言ったでしょう。紗由理さん?あなたは目を閉じる前に何をしてましたか?」

「……目を…閉じる前…あ…いやぁっ!」

妻は顔を赤らめて俺に視線を送ってきた

「言いなさい。旦那さんにちゃんと聞こえるように」

「……オナニーしていました。ゆかさんとさとるさんのセックスを見ながら」

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