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誘淫

第6章 欲望

「さて…紗由理さん。あなたは旦那さんの事好きですか?」

「はい…愛してます」

救われた気がした

こんな状況でも妻は俺を愛してくれている

しかし男は会話を続けた

「よかったですねぇ旦那さん。愛してくれているそうですよ」

男のわざとらしい笑顔が怒りを増長させる

「うるさい!!黙れ!」

「残念ですがまだ黙りません。さて紗由理さん…さっきのオナニーは気持ちよかったですか?」

「…はい……」

「愛する旦那さんを盗られているのに興奮してしまったんですよね?」

「…はい……」

「どうして興奮したんですか?」

「………わかりません」

「じゃあ教えてあげます。紗由理さんは淫乱なんですよ。快感を得るためなら何でもするメスなのです」

「淫乱…メス……」

男が妻に何をしたのかはわからないが、その単語を繰り返し呟きながら妻の表情がとろけていった

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