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恋のハードル高し!!(に)

第1章 予兆

恒例化した鬼ごっこ的な物が始まろうとすると、私の後ろ襟を逞に掴まれ捕まった。


「ひぃ!!」


首が締まる!!


「ミラ?またパンツ見せる気か?」


逞が頬を吊り上げて笑うから、暴れるのは辞めにする。

シュンとする私から手を離し、頭をポンポンとされる。

何か……ムカつく。
何もかもうやむやにされてる気がする。

何か……好きなのは私だけみたい。
浮かれてるのも私だけみたい。

温度差を感じるのは、私の思い違いなのかなぁ。


よくわからない。

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