テキストサイズ

恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

「ちょっ!!」

「しー、周りにバレるだろ?」


ふと周りに目をやると、もう既に見られていて、クスクスと笑われていた。

もう……


「遅い!!」


逞にチョップをすると、口角をあげて笑っていた。


「ほら、ミラも書いて?」


何の罰ゲーム?!
周りの人、みんな見てるんだけど!!


「ミラ……耳まで真っ赤だよ?恥ずかしいの?かっわいいー。……サル!!」


逞は私の耳を触り……引っ張る。


「っおい!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ