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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

昇降口で手をにぎにぎしてから別れる。


「あぁ、ミラ!!」


「何?」


「あんまり変に目立つなよ?」


「はぁー?!どういう意味だよ!」


「俺も妬くってこと!一眼に晒したくないほど嫉妬深いから」


逞のカミングアウトにみんなが集中するし!!
かなり恥ずかしい私が逞を睨むと、してやったりの意地悪顔をしていた。


「うるさい!!」


そう言い残してその場を去るが、あまりにも大きな声で大勢の前であんなこと言うからめっちゃ見られてるよ!!

恥ずかしさに足早に教室に入った。

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