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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

かっこいいのは昔からわかってたけど、やっぱり『カレカノ』になるとちょっと違う。

幼馴染としてや友達として近くにいたのとは見方が変わるのかな?


自然と手をつなぎ、電車をおりて学校に向かう間も、逞が人目を引くのはちょっと許せない。


もう、私のなんですけど。


これを世に言う『ヤキモチ』ならば、私も超普通の女子だ。


「……ミラ、何を考えてるのか解らないけど、一人で納得して頷いたりしないでくれる?超見られてるんだけど?」


「私?!」


「それ以外何があるの?」


人を蔑むように見下ろさなくてもいいじゃない?
って言うか、タクを見てたんじゃないの?

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