テキストサイズ

恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

すみれはそう言って笑うから、私もちょっと拗ねた態度を見せてから笑った。


好きって難しい。

恥ずかしくって嬉しくて、もっともっと好きになって行く。

ただの幼馴染だった逞は、今の私にとって大事な人。

誰よりも信頼できて、私を安心させてくれて、でも不安にもさせる困った存在でもある。


すみれにもそんな人が現れてくれたらいいのに。


そしてその存在が、カエル野郎だったら……
友人としても
幼馴染としても
最高に嬉しいんだけどね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ