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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

「違う!!もう、二人とも勉強して!!」


私が両手で顔を隠すと、二人は声を揃えて笑い出した。

小学生の頃、
私の夢は綺麗なウェディングドレスを着たお嫁になるのが夢だった。
誰のお嫁さんかって、それは親雅で……

でも、そんな私の夢を夢じゃないって親雅も逞も言った。


ふてくされて書いたのが看護師。
でも、そう書き直した夢は、今の私の本当の夢になってる。

でも、もちろんお嫁さんっていう夢は消えてない。

その時、私の隣にいるのが逞だったら嬉しいと、今は心からそう思ってるよ、逞。

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