悪魔と淫美な世界へ
第2章 ~可愛い?年下男子~
唇はそのまま首筋‥胸へゆっくり這っていき、徐々に下へと移動していく―――
「あっ‥‥はぁ‥‥」
唇が動く度に、ゆきの熱くなった身体はビクッと反応し吐息と声を漏らした。
どうしようっ
気持ちよ過ぎて‥体が 震えてきたっ‥‥
「いい声だ
今度こそ‥お前の処女 をもらう…」
身体から顔を離した魁は、太ももを伝いながらスカートの中に手を忍ばせていった。
「フッ…
お前の身体は…どうし ても俺に抱かれたくな いみたいだな…」
えっ…?
苦い笑みを浮かべながら見つめる魁…
それはどこか切なげで、何故かゆきの胸がチクリと痛んだ。
「どうしたら‥俺に身体 を許してくれるんだ… ?」
「えっ…?」
「いや‥なんでもない… 」
魁はゆきから離れていき、静かに部屋を出て行ってしまった―――‥‥‥