悪魔と淫美な世界へ
第1章 ~過激な同棲~
なんでもない‥どこに でもあるような家庭…
怒ると怖いけど優しい お母さんと
真面目で家族を大切に するお父さん…
勉強も友達関係もそこ そこで
それなりに楽しい高校 生活を送っていた
…あの日までは――― ‥‥‥
☆ ☆
「ただいまー」
夕暮れ時…
いつものように学校から帰って来た、学生鞄を片手にした制服姿のゆき。
高校の制服を着ているが、中学生のようなかわいらしい顔に華奢な身体‥背中くらいある長い黒髪はストレートで、前髪はピンでとめている。
ロリコンにはたまらないその姿に、ゆきは強いコンプレックスを抱いていた。
リビングに行くとお母さんの姿はなく、ソファーで新聞を読んでいるお父さんがいた。
ネクタイと上着はソファーに掛けたままで、Yシャツは少し着崩していた。
「おかえり」
「お父さん早かったね! …お母さんは?」
「買い物かな?
お父さんが帰って来た 時にはもう居なかった から」
「そっか」
「ゆき‥ちょっと話しが あるからここに座って 」
「?うん…」
なんだろう…
言われるままゆきは隣に座った。
「ゆきはお母さんに似て きたね
すごく可愛らしい」
「どっ‥どうしたの?
いきなりっ…」
「そろそろいいかな‥と 思ってね」
「え…?」
怪しい笑みを浮かべた直後…
いきなりソファーに押し倒され、華奢な身体の上に父の身体が覆い被さった―――
「えっ‥お父さん…?」
「ゆきの初めてはお父さ んがもらうから」
っ!?!?
「大丈夫‥優しくするか らね
ゆきが大人しくしてた らだけど…」
「お父さん…冗談やめて よ…」
苦笑いするゆきに、父は首筋に唇を這わせ‥スカートの中に手を滑り込ませた―――
父と娘の関係が、一気に崩れ去った瞬間だった‥‥‥‥