悪魔と淫美な世界へ
第3章 ~淫乱美女姉妹~
そこには、扉に寄りかかりながら腕を組んでいる魁の姿があり…
美蘭と潤那はゆっくりと湯船から出ると、色気たっぷりな身体で誘うように近づいた。
「いきなり現れるなんて 驚くじゃない」
「あの人間としてどうだ った?」
「生憎、まだしていない ここに来たのは、確認 したい事があったから だ」
そう言うなり、魁は強引に美蘭と潤那の身体を壁に押し付け、器用に2人の身体を弄び始めた‥‥
「あっ…はぁっ‥‥」
「…んっ‥‥あっ‥‥」
「フッ…少し触れただけ だぞ?
そんなにいいのか?」
「ええ…魁とするのは久 し振りだものっ‥‥あ っ…」
「私もっ…魁としたくて ウズウズしてたのっ… 」
美蘭と潤那のイヤらしい反応を見て、魁は触れるのを止めるなり背を向けた。
「魁?」
「なんでやめちゃうの? 」
「もう用は済んだ」
冷たくそう言うと、魁は2人の前からさっさと姿を消してしまった。
残された美蘭と潤那は、中途半端にされて不満そうに眉を寄せた。
「何だったのかしらっ」
「魁‥まだあの人間の女 としてないんだぁ…
本当に不感症だったり して」
「フ~ン…
あの人間のせいでお預 けされてるなんて
考えただけでも頭にく るわね」
「お姉様、どうします? 」
「そうねぇ…
ただ待ってるだけなん てつまらないし‥‥」
何か企んでいるような笑みを浮かべる、美蘭と潤那…