悪魔と淫美な世界へ
第1章 ~過激な同棲~
「お前は、実の父親に犯 されそうになったとこ ろ
婚約者の俺に助けられ そのまま同棲する事と なった
――という内容に、お 前が関わった人間達の 記憶を書き換えた
もちろんお前の親もな 」
「そっ‥そんなことでき るわけ―――」
「忘れたか?
俺は悪魔だ
そんなこと簡単にでき る」
そう言った瞬間、黒く大きな羽が広げられた。
それを目の当たりにしたゆきは、驚いて目を見開いたまま固まってしまった。
「お前の処女を奪う日が 楽しみだ…」
まるで獲物を追い込むのを楽しんでいるかのような悪魔の笑み…
ゆきは、全身で身の危険を感じギュッとスカートを握り締めた。
これは悪い夢っ?
そう‥絶対夢に決まっ てる…
…早く…夢から覚めな いとっ―――‥‥‥