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ちょっとえっちな短篇集

第6章 第2校舎1階男子トイレ

「お前さ、あいつらの男とやってるってホント?」

つまんねー噂だ、
木下はヤリマンのクソビッチで男のもんならなんでもいい雌豚とかさ
「金払ったらだれでもヤらしてくれんだっけ?」

このビクビクした女がそんなとしてるんて誰も思っちゃいねーけど。
でも噂ってそんなもんじゃん?
ねぇよって噂のほうが早く広まったりして。

木下は俯いて黒い髪しか見えない。
黒髪ってさ、きれいな奴が長く伸ばしてたら綺麗だけど人によっちゃ汚く不潔に見えんのな。

あいつらの男とやったとかそういう話が出るくらいにはブスじゃねーはずなのに。
すっげーキモく見える。
貞子とかそっち系?
今もどうしたら俺に危害を加えられないかってことしか考えてない。

その表情、俺の機嫌伺うような顔、すっげー不愉快。

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