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ちょっとえっちな短篇集

第6章 第2校舎1階男子トイレ

割りと小柄な木下の、握った手が震えて、
また何か言おうとして言えなくて、

やっぱ見てるとイライラすんな。

そんなんだからいじめられんだよ、
その制服もすんげーきたねーな、
セーラーの襟のとこそれ切られてんの?
マジうけるわ

「で、どーなのお前金払ったらやらしてくれんの」
「ヒッ…」
ちょっときつい口調で行ったらひっって体こわばらせて1歩後ろに下がった。
馬鹿か、後ろ下がったら壁だろうが、
そうしてそんな自分からそうやって悪いことを招くんだ。

「俺の質問に答えろよ」
木下までの距離を一歩縮めた。
すげー怯えてるわ。
くっそうける、俺に何かされると思ってんの?
期待してるなららしてやったほうがいいのかな?

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