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ちょっとえっちな短篇集

第7章 君と永久就職

一学年上の連中が必至になって勉強していたのを思い出した。

何をそこまでと思うんだけども
彼らにとっては頭のいい学校にはいることって大切なんだろうな。
いや俺や俺らにとっても大切なんだろうけど。
俺がそう思えないだけで。

円の面積を求めなさい
たかし君の体重を求めなさい
反射角を求めなさい。

サインコサインなんになるって昔の歌じゃねぇけど
それが社会に出て何の役に立つのか、

つかたかしくんは弟と一緒に家を出ろ、
何でお前徒歩で弟自転車なんだよ
どういう状況だ。

たかしくんなんで池の周り回るんだよ何してんだお前。

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