ちょっとえっちな短篇集
第8章 きみじゃなきゃだめなの後
「ねぇ!明日なんだけどさ!」
隣に座るアートを見る。
おっきな緑の目はちょっと眠そうに細くなってて
でも私を見てバッて見開かれた。
「げ、お前そのアイス全部食べたのかよ、
うわ、ほとんど残ってただろ、だから太るんだよ」
「…うるさいな!半分しか残ってなかったよ!」
何を言い出すんだよ…
「嘘だな!今日俺が買ってきて飯の前にちょっと食ったから知ってんだよ!
なんのために野菜ばっか食わしてるとおもってんだ、
お前が太るからだよ!!」
!?
たしかに半分しか残ってないは嘘だよ、
フランツの家で何も食べてないのは嘘じゃないけど
うちでピザ半分食べたのは絶対言わないけど。
隣に座るアートを見る。
おっきな緑の目はちょっと眠そうに細くなってて
でも私を見てバッて見開かれた。
「げ、お前そのアイス全部食べたのかよ、
うわ、ほとんど残ってただろ、だから太るんだよ」
「…うるさいな!半分しか残ってなかったよ!」
何を言い出すんだよ…
「嘘だな!今日俺が買ってきて飯の前にちょっと食ったから知ってんだよ!
なんのために野菜ばっか食わしてるとおもってんだ、
お前が太るからだよ!!」
!?
たしかに半分しか残ってないは嘘だよ、
フランツの家で何も食べてないのは嘘じゃないけど
うちでピザ半分食べたのは絶対言わないけど。