ちょっとえっちな短篇集
第8章 きみじゃなきゃだめなの後
ヒーローは誰かを悲しませるなんてしないで
みんなをハッピーにさせるんだよ!
わたしはキュートでクールなスーパーヒーローだから!
「うーんそれハッピーエンドなのかなぁ…
オレにはスプラッタホラーのはじまりな気がするんだけどなぁ…」
なーんて額に手を当ててフランツは言ってるけど
細かいことは気にしない!
やってみなきゃわかんないじゃん!
アートが今のわたしより昔の私が好きだったとしても
昔のわたしもひっくるめて今のわたしだし、
いつか今のわたしのほうが好きだって言わせるんだ。
ミントグリーンの指を折って考える。
やることは沢山あるぞ。
「まずうちの両親に紙面上は別れてもらってわないとだよね?
じゃないと私たち結婚できないしね、
まぁ籍入れなくてもいいのはいいんだけど
君は近くに住んでるし今のままでいいかな?
それからボーイフレンドとはお別れしてー」
「お前ってばほんとむちゃくちゃだよな、オレびっくりしちゃうよ」
呆れてますって顔だけど、そんな君が今に、
さすがエミリー!って言うのわかってるから許してあげるよ優しいでしょ。
恋する女の子は無敵だって知ってるでしょ?
欲しいものはとってもたくさんあるから
立ち止まってる暇なんて無いんだよ?
わたしにはできない事なんかなくって、
怖いことなんて何もない。
これから先キラキラ虹色に輝く未来が待ってるんだもん!
だってわたしは世界一キュートでクールなスーパーヒーローなんだからね!
end
みんなをハッピーにさせるんだよ!
わたしはキュートでクールなスーパーヒーローだから!
「うーんそれハッピーエンドなのかなぁ…
オレにはスプラッタホラーのはじまりな気がするんだけどなぁ…」
なーんて額に手を当ててフランツは言ってるけど
細かいことは気にしない!
やってみなきゃわかんないじゃん!
アートが今のわたしより昔の私が好きだったとしても
昔のわたしもひっくるめて今のわたしだし、
いつか今のわたしのほうが好きだって言わせるんだ。
ミントグリーンの指を折って考える。
やることは沢山あるぞ。
「まずうちの両親に紙面上は別れてもらってわないとだよね?
じゃないと私たち結婚できないしね、
まぁ籍入れなくてもいいのはいいんだけど
君は近くに住んでるし今のままでいいかな?
それからボーイフレンドとはお別れしてー」
「お前ってばほんとむちゃくちゃだよな、オレびっくりしちゃうよ」
呆れてますって顔だけど、そんな君が今に、
さすがエミリー!って言うのわかってるから許してあげるよ優しいでしょ。
恋する女の子は無敵だって知ってるでしょ?
欲しいものはとってもたくさんあるから
立ち止まってる暇なんて無いんだよ?
わたしにはできない事なんかなくって、
怖いことなんて何もない。
これから先キラキラ虹色に輝く未来が待ってるんだもん!
だってわたしは世界一キュートでクールなスーパーヒーローなんだからね!
end