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ちょっとえっちな短篇集

第8章 きみじゃなきゃだめなの後

「そんな事言ったってごまかされないからね」
ベッドに寝っ転がって枕を抱くと嗅ぎなれた匂いがして、
うーんやっぱ嫌いじゃないなー。

「本心だよ、オレは前の格好のほうが好みだったけど
お前は何着ててもいつだって可愛いよ」
「ありがと、君はアートがこういう服着てるわたしの方がすきだって知ってたのにね」

別に全部を好みに合わせるわけじゃないけど。
軽く睨むとニヤニヤいやらしい顔して笑ってる。
ムカつくな、そのヒゲ全部引き抜いて欲しいの?

「だってお前は恋のライバルだろ?」

くたばれこのxx野郎!

腹立つ表情してるけどその顔はやっぱり好みで、
義兄の親友だしわたしとも長い友人だし
ボーイフレンドの中でも特別な存在だし。
大切な人なんだよね。

だからさ

「今度3人でしようよ!」
「はぁ?お前何言っちゃってるわけ?」
「君にも幸せになってもらいだいんだよ!ハッピーエンドはみんなで迎えなきゃ!」

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