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ちょっとえっちな短篇集

第9章 ナターレの夜に

だけどクソが、
こいつまだアタシのこと男だと思ってんな、
ガキじゃなきゃシニョーレでもねーし
飲酒どころか運転だってできる年齢だっての。
もちろん免許なんざもってねーけどな。

「何しにきたか聞いてんだよ、ブチ殺されてぇか」
「ここいらの女性に用があってね、
ナターレの夜を熱く過ごしたくなったのさ」
「は!いかれてんのか?
今日はあいつらだって家族と過ごす日だ一人でマスでもかいてな」

テメェくらいの面で金髪で高身長だったら
多少のクソッタレでも女にゃ不自由しねーだろ
といえばそうでもないらしい。

なんでも付き合ってたロクでもねぇ女に騙されてこのザマなんだと、
ご苦労なことで。

で?
どんなクソ女にどう騙されたらそんな血飛沫だらけに何だか?

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