ちょっとえっちな短篇集
第9章 ナターレの夜に
なんだかピッタリ当てはまった気がする。
アタシに足りなかったものがちょうどの形で埋められるみたいな。
コックとカントの事じゃなくって内面のもっと柔らかいとこの話。
息を整えながら知らずに溢れてた涙を拭うと奴越しに窓から月が見えた。
そういえばカーテン引いてなかったな、
月はすっごくキレイに煌々と光ってて手を伸ばせば届きそうだ。
ずっと欲しかった。
屋根の上から手を伸ばしても届かなかったのに今はこんなに近い。
「…はぁ…オレ死ぬかと思った、今までしたファックの中で一番だった、お前みたいな女はいないよ」
「その点に関してはアタシも同意だ。アンタ相当経験あるんだな、おら抜けよ」
まだ指先が痺れてるみたいだ、
声もかすれてるし体はだるい。
でもコイツの甘ったれた言葉を聞いていい気分になるくらい頭がイカれてる。
「経験はあってもそのどれよりお前がイイからな、わかれよな」
アタシに足りなかったものがちょうどの形で埋められるみたいな。
コックとカントの事じゃなくって内面のもっと柔らかいとこの話。
息を整えながら知らずに溢れてた涙を拭うと奴越しに窓から月が見えた。
そういえばカーテン引いてなかったな、
月はすっごくキレイに煌々と光ってて手を伸ばせば届きそうだ。
ずっと欲しかった。
屋根の上から手を伸ばしても届かなかったのに今はこんなに近い。
「…はぁ…オレ死ぬかと思った、今までしたファックの中で一番だった、お前みたいな女はいないよ」
「その点に関してはアタシも同意だ。アンタ相当経験あるんだな、おら抜けよ」
まだ指先が痺れてるみたいだ、
声もかすれてるし体はだるい。
でもコイツの甘ったれた言葉を聞いていい気分になるくらい頭がイカれてる。
「経験はあってもそのどれよりお前がイイからな、わかれよな」