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ちょっとえっちな短篇集

第9章 ナターレの夜に

もう日付が変わって27日だ。
ナターレはとっくに過ぎてもうじきにランノヌオヴォじゃないか。

ナターレだけじゃなくてその後も、
一緒ならイカした毎日になるんじゃないの?

窓の外の月は屋根の上で見てた時よりも随分大きく近く見えるけど
やっぱりまだ手は届かなくって。

いつか手に入れてやる。

だけど今のところはまぁ
この手の届くとこにある奴で妥協してやるよ。


なんだかまだヤりたがってる奴の後髪ひっつかんでシーツに引きずり込む。
風呂もカルチョも後回しにして、昨晩は寝ていないからな。
グラッパなんかなくても久々にぐっすり行けそうだ。

ヴォナノッティ
おやすみなさいまた明日。


とっくに過ぎちまったけどまだ言ってなかったな、
ヴォノナターレ!



END

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