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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

チッポ君の攻撃もとい口撃はとまらない。

「生臭くて友達もいなくて仕事も出来ないなんて
かわいそうだッチ!帰っても一人でアニメ見て
コンビニ弁当食べてって毎日ッチよね?
また安月給でヘドローアに使われて…
本当にかわいそうだッチ…」

よよよ…ってウサギみたいな耳で
涙を拭く泣き真似。

また勝手な事言ってるし。

とっとと片付けようかと思ってたけど
楽なら楽なほうがいいから見守ることにする。

チッポ君はふよふよと敵近くを飛び回る。

「だから君はカオリンとボクの仲間になればいいッチよ、
可愛い魔法少女と一緒に街を守るッチ!
魔法のパワーでいい匂いになるし
女の子モテモテッチよ!」

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