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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

「長沢、今日は本社から新しい担当が
来てるというのにお前と来たら…」

うるさいな…
わたしがいなかったら部長のマイホームも
家族も無事じゃないんだからね、
感謝して欲しいくらいだよ。

まぁ勤務時間にうとうとしてるのは悪いけどさ…

「全く…若いもんと来たら…
いや、長沢はもう若くない、か」

ため息をついてからにやりと笑う。

クソ!
その残った毛むしって欲しいの?

「まぁたお前は今日は何してたんだ?
言ってみろ、
この間はコサックダンスの練習、
その前は山篭り、
他には通りすがりの外人に腕相撲を挑まれて
夜通し腕相撲をしてたんだったか?」

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