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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

肩に置かれた手がゆるゆると動かされて、
片手は二の腕を撫で、
もう片方は首筋に上がる。

「長沢さん…いいやかおり…
もっと君のこと、教えてくれるかい?」

首筋を撫でる指先の動きが確定的に怪しくなって

あ、これドラマとかで見るやつだ。

ちょっといやらしくって、
これからもっといやらしいことが起こる前触れ。

「ここなら邪魔する奴もいないだろ…?
僕と君の二人っきりだよ?」

肩を撫でていた指先が制服の上から鎖骨を探して
徐々に下がっていく…

どうしよう、抵抗した方がいいのかな…?

こういう時どうしたらいいのかわからない。

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