
ちょっとえっちな短篇集
第10章 魔法少女29歳
「え?何?元々の名前に近い人間の名前をつけたッチか?
うわーじゃあもう最初から名前ダサいッチか、
救いようないッチねーかわいそうだッチね~」
ちょっとやめなってば!
「先制攻撃すぎでしょ!あーほらあの人身止まっちゃってるから今のうちに!」
どんだけメンタル弱いんだ、震えてるじゃん。
名前ネタは禁じ手だよ
だって自分じゃどうしようもないもん
でもこれがチャンス!
「カオリン!変身だッチよ!」
「OK!チッポ君!」
アイコンタクトからの掛け声、
連携はばっちりだ。
だてに16年もやってないからね。
不本意ながら。
チッポ君がよりいっそう高く飛び上がり回転しながら全身から光を放つ。
どこに発光部があるのかは分からないけど
その光に包まれて私の会社の制服が変化していく。
うわーじゃあもう最初から名前ダサいッチか、
救いようないッチねーかわいそうだッチね~」
ちょっとやめなってば!
「先制攻撃すぎでしょ!あーほらあの人身止まっちゃってるから今のうちに!」
どんだけメンタル弱いんだ、震えてるじゃん。
名前ネタは禁じ手だよ
だって自分じゃどうしようもないもん
でもこれがチャンス!
「カオリン!変身だッチよ!」
「OK!チッポ君!」
アイコンタクトからの掛け声、
連携はばっちりだ。
だてに16年もやってないからね。
不本意ながら。
チッポ君がよりいっそう高く飛び上がり回転しながら全身から光を放つ。
どこに発光部があるのかは分からないけど
その光に包まれて私の会社の制服が変化していく。
