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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

元山中さんが飛ばされた時につっこんだのか
プロジェクター台、正式名称知らないけど
が曲がってひっどい事になってる。

これわたしが直さなきゃいけないのかな…
壊れてないといいけど…

「……ククク…このヘドローア幹部のヤー・マナカーンのちからを思い知るがいい…」

細身のスーツの肩が盛り上がり
二の腕が膨れ、口が裂け耳がとがり…
少しづつ異形の者へと姿を変えていく。

やっぱり敵だったんだね、そうとは知らず
いや、ちょっとは知ってたけど私ときたら!

「チッポ君結界を!」

「うわぁヤー・マナカーンってそれ名前ッチか?
さっき山中って名乗ってたッチよね?
今名前決めちゃったッチか?昔からその名前ッチか?
どっちが元になってるッチか?
どっちにしてもセンス最悪ッチね!プププ」

「それはあとにして!チッポ君!」

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