テキストサイズ

ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

「なんて冷静で的確な判断力なんだッチか…」

チッポ君ががっくりうなだれてる。

「フッ…愚かなり下等生物よ…このオレが
目をつむっていたとも気づかずに覗き込むのだからな…」

うわぁなんか高らかに語ってる。

でも目つぶしが失敗しただけ。
問題はない。

そう油断しているうちに殴りかかれば…


……?

あ、あれ?
体が、動かない…?

疲労のためとかそう言うのじゃなくって
もっと異常事態的な。

殴りかかろうとした手は重くって
数センチしか持ち上がらない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ