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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

「かかったな!バカめが!!」

いけない!ちょっと遅かった!

カッ!と見開かれたギラギラと光る金色の瞳が
チッポ君の小さな目をしっかりと見つめる。

「な!マジカル目潰しを食らったんじゃなかったッチか!?」

土とシャー芯が混ざったマジカル目潰し
(どこにマジカル要素があるかっていうのは
もう気にしてはいけないのだ)を
至近距離で食らったとはとても思えないほど
大きく見開かれた目。

それを楽しそうに細めてククク…と低く嗤う。


「バカめ…予め目をつむっていたのだよ!」

「な、なんだってッチー!」

こいつ…

やっぱり四天王とか幹部とか言うだけあるのかもしれない…

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