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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳


「いい加減本題に入らせてもらおうかな…
この場合本題というのはズバリそう、エロい話だ…」

え、え、エロい話ですってー!?

「ななんて事を言うッチか!カオリンがエロいことにまったく縁がないと知っての暴言ッチね!」

チッポくんがバタバタと身を捩る。

「ククク…すべてわかっているのだよ…
この女がエロいことに縁遠いことも、
お前がさっきからくだらない話で尺をとっているのもな…」

くそ!そこまでばれていた!?
さすが幹部なだけあるわ…

「ななななんて事を言うッチか!口調が思い出せなかったり
ノリがつかめないからだらだら話していただけッチ!
けっしてどうでもいい話で長引かせて
PVを稼ごうとしていたわけじゃないッチ!」

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