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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

チッポ君はぬいぐるみのような細かい体毛に覆われているように見えるけど
体毛の類は一本もなくて
薄いビニール張りみたいでさわり心地は
肉まんの表面みたいだから音もよく響くんだ。

「腹が立つのはお前にだ」

わあ正論

だって私もどうかと思ったもん。
愛の使者って聞いて呆れるというか…
敵の方がまともな感性持ってるってのもやだな…

だけど感心もしてられなかった。

低い声笑い声が聞こえる。

「さっき怒りが力になると言ったな…おかげで見ろ、
私の陰茎はしっかり勃起したぞ…
貴様への怒りによってな!」


あれ?
もしかして、ピンチ?

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