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ちょっとえっちな短篇集

第11章 プルメリア


あるのはベンチと水道くらいの
椰子の木が並ぶ小さな公園

そこの大きな椰子の木の所ネ
1人で来て
待ってるカラ

そう昼間約束した場所に
人影が見えて私は小走りで駆け寄った。

「ごめん待った?ちょっと時間過ぎちゃったよね」

「いや、大丈夫、あなた抜け出しても平気ダッタ?」

少し高めの声

流暢だけど完璧と言うには微妙な
アクセントが少し違う彼の日本語が
波の音と混じって心地いい。

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