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ちょっとえっちな短篇集

第3章 DIVE

タイツを腿まで下ろしタイトなスカートをたくしあげた光は
挑発するように笑って、浅く遊ばせていた指を奥深く潜り込ませた。

「ん…っ…はぁ…」

うっとりと気持ちいい様子を隠しもしない光に煽られる。

「随分と気分出してんじゃねーか、ひどい音してるぜ」

蛍光灯のジリジリ言う音と彼女から出る濡れた音が深夜のトイレにやけに大きく聞こえる。
誰が来るかも分からない、衣服の乱れは最小限に、

「もう指2本入ってるのか?緩んでるんじゃねーの?」
「あらやだなにそれ…ん…ここ最近淳一専用なんだけどなぁ」

あだっぽく笑われて苛立ちを覚える。
見せつけるように抜いた指は濡れて
公園のトイレという場所のせいもあり
酷く猥雑に見えた。

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