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ちょっとえっちな短篇集

第3章 DIVE

近所に彼女が越してきたのが
いくつの時だったか正確には覚えていないけど、
その時は腹立たしいやつだと思ったし嫌いだった。

いがいと悪いやつじゃない
が、結構気の合うやつだ
になるのにそう時間はかからなかった

だけど
まさか
この歳になっても付き合いが続いているなんて思うわけもない。

「ほらサボってねーでもっと気分出せよ」

深夜の公園のトイレで下着を下ろして自分を慰める姿を見るなんて、
あの頃の自分には想像もできなかった。

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