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ちょっとえっちな短篇集

第12章 オレとビルの話

「ワーオ!こりゃまた随分と
ご機嫌なカントになったじゃないか?」

ベッドに転がった
ディルドのパッケージと目があった。

うるせーな

「どうすんだ?
もうコックだけじゃイケないだろ?
カントに何か入れないとダメになっちまったんだろ?」

脳内の俺がビルを通して語りかける

「なんだよ俺はホモじゃねーって」
「でもコックが入れたいんだろ?」
「違うって」

もう一回自分に言い聞かせる。

俺は断じてホモじゃない、
ちょっとアナルの自己開発が進んだ男子大学生で
好きな女の子に片思い中で、望み薄なだけ

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