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ちょっとえっちな短篇集

第13章 しのぶれど

その細い白い首に喰らい付きたい欲を抑えて
張り詰めた肉根を秘裂へと接触させた。

ひたりと粘膜が触れ合う感触に
男は口角を上げ、

そのまま、一気に貫いた。


「ひうっっ」

あえやかな声ではない、
息を呑む悲鳴に近い声

女の頬を新たな涙が伝っていた。

十分に濡れそぼっていたとはいえ
一度に割り開かれるのはつらい

体を引き裂くかのような苦痛に
体が強張っているのが伝わるが、
男はかまわず最奥を突き上げた。


「ああっ…ああ、いい、良いです」

一突きで、声が甘く変わる。

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